karma

自らの生い立ちを知ることは希望になり、失望になる。
今日、親戚が来ていたのでいろいろと話をしていると、私の生い立ちについて話してくれることになった。 当然私は、専業主婦な母とそれほど目立った仕事ではない父の間に生まれた、子である。
裕福な家庭ではなく、どちらかといえば下賤な存在。
しかし、親戚が言い始めたのは私から3代前の人の事からだった。
母方の話だ。
江戸〜明治時代に4代前の夫婦は金貸しをしていたらしい。その為巨額の財産を持ち、
福岡には400坪くらいの家を持ってたらしい。当時の言葉でいう、成金というものだろうか。そして私が知る家は別荘として250坪の土地を使ったものだった。他にも山や畑など大量の土地を持っていたそうだ。
3代前の家系は私のひいお爺さんにあたる人は早稲田大学出であり、その弟は全く知識の無い浪人だったらしい。その弟の名前は雪之丞と言うらしく、自分に割り当てられた財産以上に女と遊んでいたそうだ。
そしてそのひいお爺さんは結婚したけどすぐに無くなったらしい。
そして私のひいお婆さんにあたる人は女手1つで4人の子供を育ててきたそうだ。
2代前の今、生きてる(ぉ おじいさんは慶応大学出らしいそうで(初めて知った(ぉ
そのお爺さんは大学へいくための費用が必要で山を売ったり、女ということで親戚や友人などに騙されたりして、2代前のお爺さんの世代には残ったものは別荘である250坪の土地だけだったらしい。
そして、1代前(つまりリアル母(ぉ が居て、今の私が居る。



最後に親戚は言ってくれたさ・・・
「これは長男のあんたに必要な部分だけ教えただけ。すべてが真実じゃないからね」